鏡リュウジのルーン・オラクル
占い師・占術紹介

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占い師
鏡リュウジのルーン・オラクル
1968年、京都生まれ。 穏やかな語り口と心理学的なアプローチが特徴。 初心者にも分かりやすい解説に男女問わず高い指示を受けている。 占星術をはじめ、タロットなど複数の占術を研究しており、日本を代表する占術家の一人である。 国際基督教大学大学院修士課程修了、同大学院博士課程前期修了。 心理占星術研究家・翻訳家。平安女学院大学客員教授。 英国占星術協会正会員、日本トランスパーソナル学会理事。 書籍の執筆をはじめ、 TV、ラジオ、雑誌、携帯サイトの監修など、幅広く活躍中。 ・心理占星術研究家・翻訳家 ・英国占星術協会正会員 ・日本トランスパーソナル学会理事 ・平安女学院大学客員教授 『ソウルフルタロット』(説話社) 『鏡リュウジの月が導く魔法の法則』(主婦の友社) 『占星綺想』(青土社) 『星座でわかる運命事典』(ソニーマガジンズ) 『タロット こころの図像学』(河出書房新社) 『神聖ルーン・タロット占術 改訂版』(学習研究社) 『はじめてのタロット』(ホーム社) 『タロット魔法 未来からの伝言』(集英社) 『食の魔法』(オレンジページ) など多数
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ルーン・オラクル
ルーン文字は、スカンジナビア半島のあたりで使われていたゲルマン民族の文字です。長い長い冬と短い夏という、厳しい自然条件に囲まれた古代ゲルマンの人々にとって、神々と交信することは大事なことでした。なぜなら、戦の行方や獲物の居場所を知るとき、小さな判断ミスが、すぐ飢えや寒さとなって人々を襲い苦しめたからでした。そんな人々の命の綱ともいえる、神々との交信時に用いた特別な道具が「ルーン文字」だったのです。この話からも、ルーン文字というものがどんなに神聖なものかがわかると思います。 ルーンを使って占うとき、たとえば、タロットの絵と同じように、その文字が示すものを読み解いていくという方法をとります。が、ルーンのほうがよりシンボリックな意味合いが強いといえます。それは、西洋の「言霊」を宿していると言ってもいいでしょう。なぜなら、文字そのものに、ゲルマン神話や古代北欧の自然のパワーがあるからです。ですから、たんに自動的に占うというだけではなく、自分からルーンをきることで、自ら運勢を切り開いていくこともできると思うのです。 また、ルーン文字の占い方はこれ以上ないほどシンプルです。ルーンを心のおもむくままにシャッフルし、ランダムに選び出し、その啓示(オラクル)を受け取るだけ。ですが、神秘学の世界には、洋の東西を問わず「準備ができたときに師が現れる」という言葉があるように、何事も機が熟していないと正しい判断を得ることは困難です。正しいタイミングや的確な判断……ルーンは私たちに代わってそれを提示してくれるでしょう。 古代ゲルマンの人々が神々の声をこの文字で聞き取っていたように、さああなたも、神秘のささやきをルーン・オラクルで受け取ってください。
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